【暗黒時代】阪神/観客ガラガラ事件&原因や成績がヤバすぎた・・

阪神暗黒時代
虎次郎
虎次郎

今回は暗黒時代の阪神タイガースで観客ガラガラ事件や、その原因、成績が酷すぎて毎試合閑古鳥が鳴いていた甲子園について見ていきましょう!

暗黒時代の阪神タイガースの観客動員や甲子園ガラガラはもはや定番になっていましたが、その根本的な原因や成績がとにかくエグかったのはどのような敗因があるのか?

また、毎試合閑古鳥が鳴いていた甲子園では、終いには観客が寝そべりながら応援していたり、外野席では走り回ったり、恋人同士がイチャイチャしながら応援していたりと、今ではあり得ない光景が毎試合ありました。。^^:

今回はそんな暗黒時代の阪神観客ガラガラ事件や、成績について見ていきたいと思います。

阪神/暗黒時代の甲子園ガラガラ事件がヤバすぎた・・

虎次郎
虎次郎

現在では、相手チームに関わらず連日ファンでいっぱいとなることも多い阪神。

出典https://www.youtube.com/

観客数についても他球団を含めて、ダントツの1位を記録しており、関西ではまず抜群の人気を誇っております。

しかしこのようなうれしい状態は、実は近年になってからということは知っているでしょうか?

暗黒時代の甲子園の観客数は、確かに他の球団に比べれば、比較的多いほうでした。

阪神/暗黒時代

阪神/暗黒時代

例えば亀新フィーバーに沸いた1992年、平均観客数は1試合43288人と歴代の中でもかなり多いほうです。

その後タイガーズの成績が徐々に下降していくに従い、観客数も徐々に伸び悩んでいきます。

平均4万人台だったはずが、阪神大震災の影響などもあってか、3万人台へ減少、更に1996年には3万人を割り込んで、1試合平均観客数28615人と大幅な落ち込みを記録しました。

この年は球団経営もなんと28年ぶりに赤字となってしまったようですので、本気でやばかったのかもしれませんね。

阪神/暗黒時代・観客ガラガラ

阪神/暗黒時代・観客ガラガラ

この頃の阪神は決してほかの球団と比べると、観客数は少なくないようにみえるのですが、実は現在では考えれないほどのガラガラっぷりだったのです。

それはある日のデイゲームのこと、テレビを見ているとなんとアルプススタンド席で座ってゆっくりと応援するのではなく、立って応援しているではありませんか。。^^:

これは現在の応援ではまず考えれないほどの珍しい光景ですよね。

また他にも、なんと終いには昼寝する程のヤバさ・・!

阪神/暗黒時代・甲子園ガラガラ

阪神/暗黒時代・甲子園ガラガラ

この頃の弱さはあまりにも弱すぎて、阪神ファンでも阪神の現状に憂いてしまい、観戦ではなくただ来ているだけの状態となっていたことが多かったようです。

ある人に言わせると、小中連体育の下見にきているといわせるほどだったようですね。。^^:

毎試合閑古鳥!ガラガラはもはや阪神ファンの定番だった・・

虎次郎
虎次郎

暗黒時代の甲子園は毎試合閑古鳥に近かったようです!

もちろん人数だけでいえば、立派な平均入場者数ですが、総入場者数でいうと186万人と過去最低クラスでした!

阪神/暗黒時代・ガラガラ

阪神/暗黒時代・ガラガラ

65試合のホームゲームでしたが、このうち巨人戦では観客数が維持されていた可能性が高いですが、その他の球団(特に当時は中日、広島は人気があまりありませんでした)との試合では、観客席の色がまばらに見えるくらい空き空きだったようです。

これは現在のチケット事情からすると信じられないでしょうが、当時の阪神ファンからすると当たり前の現象だったようです。

チケットも当日チケットが結構余っており、途中からなんとなく観戦に行くことも可能でした。

阪神/暗黒時代・ガラガラ

阪神/暗黒時代・ガラガラ

弱すぎて弱すぎて、「甲子園の芝生を観戦しにきたんや・・」という皮肉を言うファンもちらほらと^^:

こんな状態も不思議となれると阪神ファンもだんだんと麻痺していったようです。なんとも悲しい現象でした。。^^:

阪神が暗黒時代に突入した原因は何なのか?

虎次郎
虎次郎

阪神が暗黒時代に突入していった原因はいったいなんだったのでしょうか?

出典https://www.youtube.com/

1つはっきりと言えることについては、フロントの極度の介入なども大きな原因かもしれません。

親元の阪神電鉄のオーナーや球団社長は阪神を愛するがゆえに思わず、監督の采配や選手の起用について口を出したくなることもしばしばあったようです。

また悲しいかな、選手層の薄さも長期戦では大きく影響するため、どうしてもペナントレースから脱落しているようです。

例えば1987年までさかのぼると、この年は掛布雅之というクリーンナップが腰痛などの怪我で脱落してしまい、その代役での打線のカバーができないまま全球団に負け越してしまったのです。。

阪神/暗黒時代・原因

阪神/暗黒時代・原因

これもひとえに選手層の薄さが大きな原因ではないでしょうか?

1985年の優勝メンバーのイメージが強すぎて、後進育成にやや遅れをとっていたことなども可能性として挙げられそうです。

もちろん正遊撃手として和田豊の台頭、八木裕などの打撃面での活躍なども徐々に出てきましたが、どうしてもスーパースターの代役とまではいかない部分もあったようです。

フロントの現場介入やドラフト選手への口出しなども非常に有名でこういったことがチーム内の不協和音を生み出してしまい、歯車がかみ合わなくなるのでしょう。

阪神/暗黒時代の成績はもはや笑うしかない・・

虎次郎
虎次郎

暗黒時代の阪神の成績を見てみると、一部をきりとってみると意外と個人成績は悪くないように思えます。

阪神/暗黒時代・成績

阪神/暗黒時代・成績

例えば1995年、勝率.354と打率と見間違えるほどの悪さで監督も途中退任したようなひどい年でしたが、関川浩一打率.295や助っ人外国人のグレンの23本塁打、クールボーの22本塁打と助っ人外国人の成績もまずまずだったことがうかがえます。(近年の助っ人の成績を見ると、一目瞭然でしょう)

しかし何が悪いかというと、そのほかの打者のつながりが非常に悪かったことが原因かもしれません。

当時阪神の大砲候補だった新庄剛志が打率.225・7HRと大不振!

阪神/暗黒時代

阪神/暗黒時代

また強打者の石嶺も9HRで終わるなど結局得点力が上がらなかったことがうかがえます。

また抑えで19Sを挙げて一見活躍した古溝にしても、実は防御率.329と非常に失点が抑えにしては多かったようです。

先発陣は安定していますが、中継ぎや抑えの成績は終盤に失点をしていることがうかがえるような成績でした。

また2000年などもみてみると、やはりリーグ最下位!

阪神/暗黒時代・最下位

阪神/暗黒時代・最下位

新庄や大豊が20HR以上打って活躍しましたが、期待の打者だった広澤桧山、今岡の不振など大きく響き、打線の迫力不足、投手陣がクオリティースタートを決めても、打線が点を取れない現象が続くなどプロ野球とは思えない悲しさでした。

阪神の暗黒時代の悲しいところは、大型連敗を起こすその流れが非常に多かったことですね。

投手陣が抑えると打線が打てない、打線が少し得点してもそういうときに投手が大崩れするといった流れが多かったですね。

こういったゲームが続くことが多く、本当にファンとしては笑うしかないですよね^^:

虎次郎
虎次郎

阪神タイガース関連記事はコチラ!

95年シーズン84敗はもはやギネスレベルだ!

虎次郎
虎次郎

1995年、シーズン84敗という驚異的な負け越しを発生させた阪神!

5月、6月と借金1とそこまで負けていないのですが、夏場に驚異的な弱さを見せてくれました。

阪神/暗黒時代

阪神/暗黒時代

7月は4勝15敗、8月は8勝18敗と2か月で借金21をつくっています。

そのうち、完封負け実に11回と、打てないにもほどがあるほどです^^:

夏場に体力が落ちていっただとしたら、練習量が足りなかったのでしょうか?

阪神にはいわゆるタニマチが多く、夜に出歩く選手も多かったと噂されていましたが、こういった噂が本当ならそりゃあ勝てないですよね。

プロ野球ですが、ここまで負けるチームは阪神くらいでしょう。

ある意味伝説のチームでした。今となったら、その時代のOBの選手は、現在のチームに対しては何も言えないですよね。。^^:

このような不名誉な記録が生まれないように、第二次岡田阪神には頑張ってもらいたいですね。

虎次郎
虎次郎

阪神暗黒時代の大ヒット著書はコチラ!

この記事を書いた人

虎次郎
虎次郎
どうも、The Tigers管理人の虎次郎です!阪神ファン歴30年以上のコアなオールドファンです。阪神タイガースに関しての事なら私生活と同化しているほどのマニアです。「日本イチの阪神ファン」と公言しているダンカンにも負けない自信があります!とにかく阪神タイガースが好きな方、愛している方、ファンの方には絶対に楽しめる専門サイトになっていますので、ぜひ楽しんで行ってください!

コメント

error: クリックできません。