今回は阪神タイガースがなぜ弱いのか?その弱い理由やなぜ未だに人気ナンバーワン球団なのか?2022年は流石に酷かった開幕9連敗などもありました!
このコンテンツではその辺を細かく分析して行きたいと思いますが、そもそもの根源として阪神タイガースが基本的に弱い理由はなんなのか?
そんな弱いチームがなぜ圧倒的支持されているのか?かなり謎の部分でもありますよね。。^^:
普通、こんなに弱かったら支持どころか見放されて当然だと思うんですが、「阪神タイガース」と言う球団だけは例外なんです!
今回はそんな阪神が弱い歴史を辿って行きたいと思います。
暗黒時代の阪神はクソ弱すぎた・・
2023年は岡田新体制となった阪神。
出典https://www.youtube.com/
センターラインでかつての赤星を彷彿とさせる華麗な守備と走塁を見せる安打製造機近本、時折信じられないエラーをすることがあるものの、その守備範囲で何度もピンチを救ったショート中野、力はセリーグ1,2を争うほどの本塁打を見せてくれる期待の若手佐藤などをはじめ、その強肩で盗塁を阻止し続けてファンを魅了するいぶし銀の梅野など役者がそろっています。
しかし、そんな阪神には暗黒時代があったのはご存じでしょうか?
昔からの阪神ファンの方ならば、その時代のことを知っているとは思いますが、ここ最近阪神ファンになった方はその暗黒時代について全く知らない方もいるでしょう。
今回はそんな暗黒時代についてピックアップしてみました。
阪神/勝率.331って弱いレベルを超えて首位打者の打率じゃね・・
その暗黒時代とは、1987年から2001年までの15シーズンのうち、10回のリーグ最下位と14回のBクラス(4から6位までの順位)となった低迷期を指す俗称とされています。
当時のセリーグといえば、長嶋巨人が金にものをいわせてFA選手をどんどんと獲得していた時代ともかぶっています。
当時の巨人は、スーパースターが他球団で活躍した後、巨人に移籍するというパターンが横行しておりました。
阪神にはそういったスーパースターがFAでやってくることはほとんどといっていいほどありませんでした。。^^:
巨人は本社が「何が何でも優勝」と強い意志があり対照的に阪神はそこまでない。巨人にずっと歯が立たないのも自然の成り行き。何故阪神は弱いのか。弱いには弱いなりの理由がある。大昔勝てば優勝の試合前日に優勝すれば金がかかるから負けてくれというような球団だったからな。今は違うと信じてるけど
— 虎番長 (@sppken) April 23, 2019
その暗黒時代のAクラス(上位3位入賞)入りを果たしのは1992年のわずか1回のみであり、亀新フィーバーに湧き上がって勢いがあったことがたまたま功を奏したのかもしれません。
また勝率が.500を超えたシーズンについてもこの1992年のAクラス入りを果たした時のみで、ひどいときには全球団に負け越したシーズンもあったようです!
なお勝率が最も低いときは、1987年の吉田義男監督時代、勝利41に対してなんと敗戦83!
勝率.331という体たらく…。首位打者の打率といい勝負ですね…。プロ野球チームとしてはなんとも情け、ない限りです。。
なぜ阪神は弱いのか?理由や原因の本質を暴く!
なぜこんなにも阪神は弱かったのでしょうか?
1985年の優勝した時は、バース・掛布・岡田と強力な布陣がそろっていました。
また恐怖の1番真弓もいたことから「ニューダイナマイト打線」として他球団より恐れられており、チーム本塁打セ・リーグ記録を更新する219本塁打を記録、投手はやや防御率が悪かったものの、打ち勝つスタイルが確立されておりました。
また強力な阪神ファンである「トラキチ」も後押し、声援についても関西の熱狂的な応援があったことから強かったのかもしれません。
なぜ弱くなっていったのか?
まず最低勝率を記録した1987年ですが、開幕前に掛布、バースが相次いで交通違反で検挙されるといった事件があり、球団内には不穏な空気が漂い始めると、西武から移籍してきた田尾がスタメンから外れたり、掛布も腰痛にあり打撃不振に陥って二軍落ち、さらにさらに吉田監督と竹ノ内打撃コーチが6月に衝突して退団するなど、看板としていた「ニューダイナマイト打線」の着火がくすぶっていき、最後は消滅!
更に新加入のマット・キーオが孤軍奮闘の活躍も勝利に恵まれず、当然投手陣はもともと低調だったため負けが込んでいき、全球団に負け越していったのです。
なんという惨劇でしょうか?わずか2年ほどでこれほどまでに弱くなっていたのはなぜでしょうか。
それはひとえに優勝メンバーの功績に頼りすぎていたことが1つの原因でしょう。
和田や八木、新外国人などの活躍もみせていましたが、打線につながりが欠けていたり、投手も一部の投手が活躍するものの、試合終盤をしっかりとリードを保てる投手がいないなど、どうしても勝ちきれなくなるようです。
またチーム内の雰囲気も良くなかったようですね。大型連敗を喫することも多かったことも、そのことが影響しているのでしょうか。
ムードメーカーが少ないこと、さらに阪神ファンの声援が野次にかわることなども重圧に感じる選手も少なからずいたかもしれませんね。。
80年代後半から90年代の阪神暗黒時代(92年は2位でしたけど)。あれを耐え抜いたから栄光があった…。今もひたすら我慢して行くしかない。で、阪神暗黒時代で画像検索すると我らがビッグボスの姿がチラホラ。暗黒時代の中心選手こそ新庄さんでした。あのしんどい時代を経験してるのは大きい。 pic.twitter.com/233F9LOt0j
— 一番星、 (@1banboshi_) April 3, 2022
1991年には阪神二軍選手がビートたけし率いるたけし軍団と草野球をして敗北するという、プロとは思えない笑い話が伝説として残っています。。^^:
おそらく2軍での選手育成もできていなかったのかもしれません。
阪神は弱いのに人気なのは何なのか?観客動員数NO1の実績
そんな暗黒時代の阪神。普通の感覚ならば、ファンは弱すぎて応援する気持ちもどんどんとなえていき、現地での応援やテレビでの応援も「もぅええわ!」となると思います。
当時のパリーグは人気がなかったことで有名です。
デイゲームなどでも観客動員数が1万人を割り込むといったこともあったのですが、阪神はどうだったのでしょうか?
実は調べてみると、成績に応じて下降していったものの、1試合平均観客数が1万人を割り込んだ年は1回もありませんでした。
例えば、記録的なリーグ最下位を記録した翌年の1988年をみてみると、31831人と他の球団を圧倒しております。
その後も、26446人、29138人と25000人以上は常に維持しております。
どうしてここまでファンがつくのでしょうか?
それは良くも悪くも、関西人の気質によるのではないでしょうか?
阪神が弱い理由で
・打順
・ポジション
・選手起用とかが大きな要因ではなく、10年に1回優勝するかしないかのチームということは、本質的な部分に弱さがあるんじゃないでしょうか。
— 坂元 剛 (@ho_designschool) May 12, 2022
出来が悪い子ほどかわいいという気持ちがあったり、ボケと突っ込みのようにテンションの谷間があるほうがなんだか燃えるといった漫才大好きな関西人のノリにチームカラーとあっているのでしょう。
また阪神ファンの多くが、家族が好きだったから自然とテレビで見ていたという人達が多かった可能性もありそうです。
寛容性が高い関西人、これこそが阪神を支えるトラキチ魂の本質なのかもしれませんね。
阪神/弱いにも程がある⇒2022も酷すぎた・・
2022年の阪神。暗黒時代からは考えられないほどの成績が毎年のように続くようになりました。
野村イズムや星野闘魂注入、岡田監督の堅実な野球センスの蓄積、FAでの補強の成功など様々な要因が絡み合ったのは言うまでもありません。
そんな中で矢野監督の集大成となった2022年、春季キャンプに突然の退任発表、優勝宣言に近いことを各スポーツ紙で発表されました。
そんな開幕戦、調整不足のケラーが抑えに失敗したことで歯車は狂いました。
まさかの開幕9連敗を喫します!
その9連敗の敗因をミスタータイガースが熱く語っています▼
出典https://www.youtube.com/
もちろん不運な打球が続いたりもありましたが、それにしてもひどい惨劇でした。
なんせ打てない打てないがここまで続くと流石にプロとしてどうなのでしょうか。
前年に20発カルテットを形成しましたが、何よりもチャンスで進塁打をうてない、犠牲フライもうてない。併殺打ばかり…。そりゃ勝てません。。^^:
また投手が抑えても、守備の乱れがひどくエラーの連続(もちろん見えないエラーも多かったです)。
課題を克服できず、勢いとノリだけで野球をしているようにしか、正直見えませんでしたね^^:
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もうワラうしかない阪神の弱さ!
ここまでひどい阪神打線。チャンスに弱いとそりゃあ現地のファンも野次をとばしたくなるってものです。
ファンはお金を払ってプロ野球の試合を観戦しており、その対価としてプレイで魅せるはずが、打てない、守れない、エラーはするでは何を魅せてくれるのでしょうか?
また左投手からの打率も非常に悪く、キャンプで何を練習していたのやら。。^^:
もちろん、中日の小笠原、ヤクルトの高橋など好投手が多かったとは思いますが、やはりプロ野球ですので、せめて四球を選んだり、相手が嫌がる野球ができるかどうかも大きいですね。
本当にお粗末な野球が続くと笑うしかできなかったファンも多かったはずです。
2023年、決して強いとは言えないまでも課題を明確してくれた岡田阪神、笑うも失笑ではなく、楽しい笑顔となるようにファンを楽しませてくれるはず。期待しましょう!
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この記事を書いた人
- どうも、The Tigers管理人の虎次郎です!阪神ファン歴30年以上のコアなオールドファンです。阪神タイガースに関しての事なら私生活と同化しているほどのマニアです。「日本イチの阪神ファン」と公言しているダンカンにも負けない自信があります!とにかく阪神タイガースが好きな方、愛している方、ファンの方には絶対に楽しめる専門サイトになっていますので、ぜひ楽しんで行ってください!
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