阪神/暗黒時代⇒スタメンに三振王2人!中継ぎやエースも酷かった・・

阪神暗黒時代
虎次郎
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今回は阪神タイガースの暗黒時代、特に当時のスタメンや中継ぎ、エースなど三振王にも輝いたプレイヤーをリサーチ!

昔の阪神と言えば「阪神タイガース=暗黒時代」の図式が成り立っていましたが、それはもうヤバいものでした。。^^:

詳細を言えば、優秀なスタメンや中継ぎ、エースと呼ばれるピッチャーもあまり存在していなく、特に打つ方では散々でした。。

何でも、当時チーム内に三振王が2人も存在していて、逆タイトルを争っていた程のヤバい打線でしたので、そりゃあ、勝てなくて当たり前でしたね。

このコンテンツでは、そんな阪神暗黒時代のスタメンや中継ぎエースなどを当時の状況を踏まえてピックして行きたいと思います!

阪神/暗黒時代のスタメンがとにかくエグかった・・

虎次郎
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とんでもなく弱かった阪神!

出典https://www.youtube.com/

特に1985年以降の15年間は暗黒時代といわれるほどの弱さっぷりが目立ちます。

その間のAクラスはわずかに1回だけ、それ以外はすべてBクラスという定位置を確立していました。。^^:

阪神/暗黒時代

阪神/暗黒時代

そんな暗黒時代の開幕スタメンがどの程度のものだったのでしょうか?

まず1985年日本一となってから初めてのリーグ最下位を記録した1987年にさかのぼってみましょう。

1番真弓・2番北村・3番バース・4番掛布・5番岡田・6番佐野・7番平田・8番木戸…

とあれあれと言いたくなるメンバー。。

なんと1985年の優勝時の開幕スタメンと全く同じだったのです!

流石に2年も経つと、衰えが目立つ選手なども出てきたり、攻略される機会も多くなっていたと思います。

そして史上最悪に近い勝率でダントツ最下位となった1995年、

1番新庄・2番久慈・3番桧山・4番石嶺・5番平塚・6番クールボー・7番和田・8番関川

とメンバー的には一見すると、理にかなった打順となっているように感じます。

しかし5番以降、打率や本塁打数が激減した選手ばかりであり、つながりに欠ける打線だったのが想像するに簡単だったかもしれません。

更にその翌年の1996年、大砲打者にMLB経験がある外国人助っ人、グレン、クレイグが座りましたが、打率.245本塁打8本と助っ人どころか、まったく活躍できないダメっぷり…。

グレン

グレン

クレイグ

クレイグ

往年の名選手である和田久慈の両名はしっかりと自身の役割を果たして、それなりの出塁率である.350程度を維持、また打率こそ前の2人に劣るものの桧山選手も、OPS.808となかなかに活躍しました。

ただ捕手としては堅実な山田は打率1割台と打線のつながりとしては物足りない成績。その他の選手もいまいちぱっとしない成績が多かったようです。

ほかの球団には、古田➡オマリー➡池山と本塁打を量産できる強力なクリーンナップがそろっていましたし、広島には本塁打王を獲得した江藤や続く金本がいました。

巨人に至っては、ゴジラこと松井秀喜、三冠王の落合、力の広澤と夢のようなクリーンナップでした。

また現在では中日打線は非常に弱い打線となってしまいましたが、当時の中日打線は大豊、パウエル、山崎武司と強竜打線の華が多い印象でした。

こうしてみてみると、阪神は少々打線の迫力が足りないような…。

スタメンに三振王2人!桧山&新庄はリーグ三振記録を更新した・・

虎次郎
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本塁打を記録できる力をもつ選手も日本人でもしっかりといました。それは新庄、桧山の両名です。

阪神/暗黒時代・三振王

阪神/暗黒時代・三振王

右と左の好打者で、広い広い甲子園までしっかりと届かせる力というものは計り知れないものがあります。

当時の打者陣のなかで、1、2を争うような選手だった両名、しかし2人には不名誉な記録がありました。

それは三振王という残念な記録でした!

阪神/暗黒時代・三振王

阪神/暗黒時代・三振王

桧山をみてみると1997年に打率.227、三振数150と試合数136試合よりも圧倒的な多さで非常に残念な三振数でした。

桧山/三振王

桧山/三振王

引退までの年まで代打の神様として切り札的な存在感を放っていましたが、この年はまだ成長過程だったのでしょうか。

翌年も三振数101と相変わらず多かったのですが、その後は徐々に減少していき、打率もコンスタントに3割近くを出せる年も出てきました。

一方の新庄についてはどうでしょうか?

阪神/暗黒時代・新庄

阪神/暗黒時代・新庄

1997年、桧山との両輪でスタメンを張っていたのですが、三振数も両輪だったようで三振数がなんと120!

桧山の三振数150となかなかの数字ですよね。二人とも全力でバットを振るイメージが強かったのですが、おそらく監督からもしっかりと振り切れとの指示があったのでしょうね。

その後、多少成績の上下はありましたが、2000年本塁打数がなんと28本と覚醒した感が出ました。

やはり才能はずばぬけていたのでしょう。

その後メジャーリーグへ移籍、打つ方では目立った成績というわけではないですが、守備では大活躍をみせました。

2001年、ナ・リーグ5位タイの12捕殺を記録、また守備範囲を示すRF9は、100試合以上外野を守った選手でリーグ5位。これはMLBで新庄が通用することが証明されたのでしょう。

リーグの三振記録を残した2人ですが、最悪のシーズンを過ごした後に大成しております。

三振王の二人がこのような選手となるとはだれが想像できたでしょうか…。

阪神/暗黒時代の中継ぎは遠山葛西SPでも勝てなかった!

虎次郎
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暗黒時代を支えた投手として忘れられない名前、それは遠山葛西の両コンビではないでしょうか?

出典https://www.nicovideo.jp/

過去ホールドという指標がなかったため、評価は決して高くなかったのですが、この両名は非常に記憶にあります。

「遠山&葛西スペシャル」と題されるほど。遠山については非常に苦労人でした。

遠山葛西SP

遠山葛西SP

ドラフト1位で阪神に指名されてましたが、故障で失速、1990年オフにロッテへ移籍、移籍5年後には野手に転向するなど投手としては目立つことが少なかったのです。

その後ロッテを解雇された後、阪神の入団テストをうけて投手として合格、なんと当時のゴジラ松井に対するワンポイントリリーフとして非常に活躍されました。

野村監督の奇策として、一度マウンドを降りても守備につき、再度投手として登板するという奇策を演出してくれました!

遠山葛西SP

遠山葛西SP

思い出の一部ですね。カムバック賞も獲得するなど、古くからの阪神ファンでは知らない人はいないでしょう。

一方の葛西はドラフト一位で入団した右のアンダースローの名手でした。

彼もまた学生時代に野手の経験があったことから、遠山と守備位置を入れ替えて継投するという「遠山&葛西スペシャル」が生まれたのですね。

遠山葛西SP

遠山葛西SP

悪いシーズンもありましたが、防御率が1.52と大活躍のシーズンもあるなど、まさにドラフト1位としての貫禄を見せてくれました。

しかし、これだけの投手を擁していたにもかかわらず、ダントツの最下位となるなんて一体どうしてなんでしょうね…。

虎次郎
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阪神タイガース関連記事はコチラ!

阪神の暗黒時代エースは藪?野田を放出する珍現象まで!

虎次郎
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暗黒時代のエースといえば、藪恵壹ではないでしょうか?その前に背番号18を当時背負っていた野田浩司について調べてみました。

出典https://www.youtube.com/

1992年にヤクルトし烈な首位争いを演じていたときにも先発の駒としてまずまずの活躍をしていましたが、なんとトレードでオリックスへ移籍することに!

彼はそこで17勝を挙げる大活躍!!

野田浩司

野田浩司

また1995年には1試合19奪三振の日本記録をうちたてるなど、阪神の逃した魚がいかに大きかったかがわかりますよね。。^^:

その後藪投手は野田の代わりに背番号18を背負って淡々と投げ続けていきました。

防御率こそ、平凡な成績でしたが、暗黒時代の中でも2桁勝利がなんと4回もあるのは、先発ローテーションをきっちりと守れたということなのでしょう。

当時の阪神であれば「PL学園とやっても負ける」声まで・・

虎次郎
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しかしここまで弱いプロ野球チームはいまだかつてないほどでした!

当時の名司会者であった上岡龍太郎からも「PLナインと阪神ナインを総替えせぇ」といわしめたり、当時、人気の報道番組でもあったニュースステーションの久米宏も「PLは阪神より強い」と言わせるなどいわれたい放題だったようですね。。^^:

1991年にはシーズンオフにたけし軍団と草野球で対決して負けるほどでした。。

ハンデ付きではあったものの、プロ野球選手が負けるなんて流石に恥ずかしいですよね…。

2022年の矢野阪神時代、この暗黒時代に匹敵するほどの打線のつながらなさやチャンスでの打率の低さが顕著でした。

この時代が繰り返されないように2023年は祈るばかりですね!

虎次郎
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虎次郎
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どうも、The Tigers管理人の虎次郎です!阪神ファン歴30年以上のコアなオールドファンです。阪神タイガースに関しての事なら私生活と同化しているほどのマニアです。「日本イチの阪神ファン」と公言しているダンカンにも負けない自信があります!とにかく阪神タイガースが好きな方、愛している方、ファンの方には絶対に楽しめる専門サイトになっていますので、ぜひ楽しんで行ってください!

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