『現在⇒指導者?』オマリー(阪神)/なぜヘルメット小さかった?年俸や成績も

阪神外国人
虎次郎
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今回は元阪神のトーマス・オマリーに関するコンテンツですが、彼は今現在指導者と言う噂があります。さらになぜヘルメットが小さかったのか?年俸や成績についても見ていきたいと思います!

ベンチで帽子を前後逆に被る、メジャーリーグにある『逆転のおまじない』をベンチに持ち込んで、チーム内に流行らせたり、「ハンシンファンワ、イチバンヤァー!」の決まり文句で人気を集めた選手でありつつ、白ローズとの争奪戦の末首位打者を獲得するなど、記録にも記憶にも残る選手だったオマリー。

現役時代は阪神の後、ヤクルトでもプレーし、引退後は阪神でコーチもやっていた時期もあります。

今回は、オマリーが現在は何をやっているのか調査、オマリーの思い出を振り返っていきます。

オマリー(阪神)の今現在はアメリカで指導者?

虎次郎
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ヤクルト退団後、テキサス・レンジャーズに招待選手としてキャンプ参加しますが、解雇されそのまま現役を引退します。

出典https://www.youtube.com/

現役引退後、アメリカ独立リーグのニューアーク・ベアーズ初代監督を務めました。

オマリー(阪神)

オマリー(阪神)

現在は、ペンシルベニア州で少年野球チームとソフトボールチームのコーチを務めているそうです。63歳のはずですが、元気にノックも打っているようです。

オマリー(阪神)の今現在

オマリー(阪神)の今現在

オマリー(阪神)の今現在

オマリー(阪神)の今現在

こんな元気な老後を過ごしたいですね^^

2001年にはヤクルト時代の監督でもある野村監督を表敬訪問するため、阪神のキャンプを訪れその時の縁から翌2002年の春季キャンプの臨時打撃コートとして阪神に復帰。

そのキャンプ中の熱心な指導が星野監督にも評価され、そのまま匿名コーチとしてシーズン中もチームに帯同しました。

2002年から2003年までの特命コーチ時代はアリアス、ムーア、ウィリアムス、リガンらを指導するなど外国人選手の支えとなり、2003年のリーグ優勝に貢献しました。

オマリー(阪神)のコーチ時代

オマリー(阪神)のコーチ時代

その後、阪神で約6年スカウトを務めた後、一度阪神を離れます。

その間も日本人選手のメジャーリーグ進出への橋渡し役として活躍していたようです。

2013年に阪神の一軍打撃コーチ補佐として、9年ぶりに現場へ復帰し2016年までコーチを務めました。

しかし、日本を離れてからの人生が壮絶だったのです・・・・なんてことはなくて(それなりの苦労はあったかもしれませんが。。^^:)

2017年にアメリカに戻ってからは高校生のソフトボールチームの打撃コーチを務めていたようですね。

オマリーはなぜヘルメットが小さかったのか?

虎次郎
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オマリーの特徴の1つとして小さいヘルメットというのがあります。

オマリーはなぜヘルメットが小さかったのか?

オマリーはなぜヘルメットが小さかったのか?

小さくて浅くしかかぶれず、他の選手より見えてる顔の面積が大きい。

かわいい見た目ですが、頭を守るという意味では少し心配になるこの小さいヘルメット。オマリーはなぜ、こんな小さいヘルメットをかぶっていたのでしょうか?

オマリーの頭が大きすぎてちょうどいいサイズが日本にはなかったのでしょうか?それとも軽量化のため?
調査していきましょう。

オマリーはなぜヘルメットが小さかったのか?

オマリーはなぜヘルメットが小さかったのか?

まず本当に小さいヘルメットをかぶっていたのか?目の錯覚で体や顔が大きすぎてヘルメットが小さく見えていただけじゃないのか?とか思ったりもしますが、ちゃんと理由があってあえて一回り小さいヘルメットを愛用していたようです。

昔の映像を見ると確かに浅いです。熱さまシートが問題なくはれるくらいおでこが見えています。。^^:

そしてその小さいヘルメットを愛用していた理由は長嶋茂雄に憧れていたからだそうです!

長嶋茂雄

長嶋茂雄

小さいヘルメットを浅くかぶり、スイングの衝撃でそれが飛ぶことを計算してやっていたという噂です。。

長嶋茂雄が現役だったのは1974年までで、オマリーが14歳のときです。

オマリーが日本に来たのは1991年なので選手としての長嶋茂雄との接点はないはずですが、それでも助っ人外国人に憧れられるなんて長嶋さんの影響力はすごいですね^^

オマリーの阪神時代の年俸や成績がエグい・・

虎次郎
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ここからはオマリーの日本での6年間の成績や年俸を振り返っていきます。

出典https://www.youtube.com/

やっぱり一番の特徴は高打率です。日本にいた6年間ずっと3割以上をキープしています!

阪神2年目の1992年には白ローズ(横浜のロバート・ローズ)と争った末に.329で首位打者を獲得しています!

オマリーの阪神時代の成績

オマリーの阪神時代の成績

当時は今より全体的に高打率の時代ではありますが、常に打率ランキング10傑に入っています!

(8→2→1→6→7→5)ので超優良外国人といえるでしょう。また、安定感もあります。

阪神の安打製造機系助っ人と言えばマートンを思い出しますが、あのマートンでも阪神3年目と6年目には打率3割を切っています。

サイバーメトリクスが広がり、評価指標として重視されつつある出塁率とOPSも優秀です。

オマリーの阪神時代の成績

オマリーの阪神時代の成績

出塁率は1992~1995の4年連続でリーグ最高出塁率、OPSは.800を超えれば優秀とされていますが、日本の6年間すべてで楽々クリアしています。

これだけエグい成績を残しているので、年俸もさぞや高かったのでしょう。

年俸は公式記録として残っているわけでもなく、かつ我々に伝わってくるのはあくまで推定なわけですが
日本初年度は6100万円でそこからヤクルト時代の1996年には2億5千万円まで爆上がりしています!

今の感覚でいうとメジャーでそこまでの実績もない選手に6100万円もちょっと高めの年俸だなと思いますが、そこからの日本での活躍を考えれば2億5千万円は妥当かなと思います。

時代が少し違いますが、石井琢朗(横浜時代)や中島裕之(西武時代)のMAXと同じくらいもらっているようなので、しっかり評価されていると思います。

阪神からはこの高年俸と年齢がネックになって、好成績にも関わらず放出されてしまうのですが…

当時フロントがアホすぎ!ヤクルトで再び覚醒したオマリーがヤバかった・・

虎次郎
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超優良外人級の成績を残したオマリーでしたが、長打力不足だったことや守備が緩慢(バントシフトをしなかったこともあるらしい・・)なことを理由に阪神では戦力構想外となってしまいます。

オマリーの阪神時代

オマリーの阪神時代

内野で緩慢守備は確かにピッチャー的にきついかもしれませんが、安定して打率3割越え+OPS.800越えの選手なんてそう簡単には見つからない気がしますが、阪神は電話一本でオマリーとの契約を終了させてしまいます!

ですが、オマリーはヤクルトに入団し、決め台詞も「ハンシンファンハイチバンヤー!」から「ヤクルトファンノオウエンクダサーイ!」に変えて、もう一花咲かせます。

1995年も打率3割以上をキープ(.302)。

長打力不足で阪神を追い出されて奮起したのか、本拠地から邪魔な浜風がなくなったからか自己最多の31本塁打を記録します。

こうしてヤクルトのセリーグ優勝に貢献しました。

オマリーのヤクルト時代

オマリーのヤクルト時代

またオリックスとの日本シリーズでもMVPに輝き、チームの日本一にも大きく貢献しました。

このシリーズの第4戦1-1で迎えた延長11回裏1死ランナー1、2塁の状況での小林宏投手との対決は、オマリー小林の14球として語り継がれています。

翌年の1996年も、全体的に見ると少し成績は落としたものの打率.315(リーグ5位)、18本塁打、97打点と十分な成績を残しました。

打率に関しては外国人選手として初の6年連続3割越えを達成しています。

まだまだバリバリやれそうな成績ですが、この年のオフに巨人を退団した落合博満の獲得をヤクルト野村監督が強く要望し、契約上の問題が生じたとしてオマリーのヤクルト退団が発表され、オマリーのNPB生活は幕を閉じました。

虎次郎
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ガムを食いながら独特なバッティングフォームだった

虎次郎
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オマリーの特徴と言えば、先ほど紹介した”激浅”ヘルメットもそうですが、ガムを食いながら前かがみのオープンスタンスでボールに食らいついていくスタイルです^^

阪神オマリー/独特なバッティングフォーム

阪神オマリー/独特なバッティングフォーム

オープンスタンスというと、今の現役選手でいうとオリックス福田とか広島の菊池(たぶんもっとわかりやすい選手いると思いますが思いつかず、、、)のようなピッチャー側の足を体の後ろ側に引いたような構えです。

上半身はホームベースの方を向いているのが一般的だと思いますが、オマリーの場合は体全体が割とピッチャーの方を向くような構えをしています。

そしてホームベースからめっちゃ離れて立ちます。

打つ気がないピッチャーと同じくらいの立ち位置です。

この立ち位置からでもアウトコースの球を軽ーくレフト前に運んだりするのでピッチャーからしたらたまらんですね。。^^:

今後の人生を楽しんで欲しいとおもいますね。

虎次郎
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虎次郎
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どうも、The Tigers管理人の虎次郎です!阪神ファン歴30年以上のコアなオールドファンです。阪神タイガースに関しての事なら私生活と同化しているほどのマニアです。「日本イチの阪神ファン」と公言しているダンカンにも負けない自信があります!とにかく阪神タイガースが好きな方、愛している方、ファンの方には絶対に楽しめる専門サイトになっていますので、ぜひ楽しんで行ってください!

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