『歴代全チェック!』阪神スローガン⇒ネバサレで常勝軍団に!

阪神歴代情報
虎次郎
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今回は阪神タイガースのチームスローガン歴代をチェック!、ネバサレで常勝軍団にたどり着いた軌跡を見ていこうと思います!

過去の阪神スローガンの歴代をリサーチして行くと、監督ごとに個性的なスローガンが誕生しています。

中でも、星野政権下でもあった「ネバーネバーネバーサレンダー」から阪神は常勝軍団に駆け上がり、強くなった印象があります。

90年代は「ダメ虎」のレッテルを貼られていた時代もあり、長きに渡る暗黒時代を経験。。

そこから、阪神タイガースが常にAクラスを維持していった2000年代後半からはチームスローガンも多岐に渡るキーワードが誕生しています。

今回はそんな阪神のスローガンの歴史について見ていこうと思います。

阪神タイガース/歴代スローガン(1980~1990)を全チェック!

虎次郎
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阪神タイガースのみならず、プロ野球チームには毎年スローガンというものが発表されています。

出典https://www.youtube.com/

その年のスローガンは、チームの選手のみならず、監督やコーチ、ひいては球団社長、ジェネラルマネージャー(GM)なども含めてチームカラーとして、そのスローガンにむかってファンへのアピール、試合での目標とするため重要な位置づけといえます。

阪神スローガン/歴代

阪神スローガン/歴代

かっこいいものもありますが、なんだかクセが強くてこのスローガンってどうなんだろう?と感じることもあるかと思いますが、球団の特徴も強く反映されますので、阪神の歴代スローガンについても、楽しみながらみてもらいたいと思います。

まずは1980年頃からのスローガンとなります。

阪神の過去歴代のスローガンについて調査してみると、阪神タイガース公式サイトやインターネット、SNSなどでも詳細に記載していないようですね。。^^:

阪神タイガース・スローガン/歴代

阪神タイガース・スローガン/歴代

1980年、球団で唯一の外国人監督なるドン・ブレイザーが前年に就任、2年目となる年でしたが、新人だった岡田彰布を巡ってフロントと対立して辞任、中西太が就任したりととだばたしており、スローガンどころではなかったのかもしれません。

翌年もセリーグ3位となりましたが、当時、江本孟紀が首脳陣批判をするなど、ここから数年間、阪神は迷走しているようです。スローガンどころではなかったのでしょう。

1985年になると、ランディ・バースが中心となり、掛布、岡田らのニューダイナマイト打線で先発投手陣の手薄さをカバーするようになりました。

また前年より吉田義男が2度目の監督就任を果たすと、リリーフ陣が大奮闘。

あの日本一を達成した伝説のシーズンとなりました。この年よりスローガンがはっきりと出てきました。

それは、「3F」。いったい「3F」ってなんでしょうか?

阪神タイガース・スローガン/歴代

阪神タイガース・スローガン/歴代

出典https://asd-adhd-baseball.com/

花より男子という漫画では、花の4人ということで「F4」と言われておりましたが、文字が関係しているのでしょうか?

それは、

Flesh(フレッシュ)・Fight(ファイト)・For the team(フォアザチーム)

の頭文字3つを取ってできたスローガンだそうです。

そんなスローガンのもとで、吉田政権3年、村山政権2年と同じスローガンでしたが、優勝後からはリーグ3位、最下位、最下位、5位と正に悪夢のような時代へ突入してしまいました。。

阪神・暗黒時代

阪神・暗黒時代

出典https://www.youtube.com/

いったいスローガンの気持ちはどこにいってしまったのでしょうか。。^^:

この年の8月12日、日本航空123便墜落事故で球団社長がなくなるという大きな衝撃もあり、一時首位から陥落するなどの大型連敗もあったようです。

しかし、このスローガンのとおり、新鮮な気持ち、闘う気持ちを前面に押し出して気持ちを奮いたたせ、またすべてはチームのためにという精神のもとでチーム一丸となったことで21年ぶりのリーグ優勝、ひいては西武との日本シリーズも勝利、2リーグ制となってからは初の日本一を達成できたのかもしれません。

阪神スローガン/歴代スローガン(1990~2023)も調査!

虎次郎
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そんな悪夢の数年間が終わり、時は平成。経済もバブル期に突入しました。

1990年からは、のちにオリックスなどでもGMとして活躍した中村勝広が監督として就任しました。

そのときのスローガンについても全く同じスローガンのまま。果たしてチームは強くなったのでしょうか?

調査してわかったのが、チームスローガンは1993年からハッキリしていると言うことです!

阪神タイガース・スローガン/歴代

阪神タイガース・スローガン/歴代

90年代からは、

「3F」、「ハッスル!・ハッスル!・ハッスル!」、「TOP野球」

でした。

つまり、この時代は俗にいう「暗黒時代」でしたね。。

出典https://www.youtube.com/

前ヤクルトだったラリー・パリッシュや岡田が初夏の5月までは打撃好調だったものの投手陣が年間を通してガタガタ。

この年も最下位に終わりました。。^^:

そろそろスローガンを変えてみるなどしてみれば、心機一転となりそうですが、残念ながら翌年もそのままのスローガン。

そして2年連続最下位となってしまいます。。

中村政権3年もスローガンは変わらずでしたが、監督してフレッシュな若手を起用し始めました。

それは亀山、新庄の両外野手。更に和田八木山田、オマリー、パチョレックとファミスタ世代ならば、よく聞いたことがある選手ばかりがこの年に活躍。

また投手陣も湯舟、中込、野田、中田などの先発陣、弓長などの中継ぎルーキー、社会人から入団した左腕守護神田村などが大活躍。

惜しくも駒不足でヤクルトとの優勝争いに敗れてしまいました。

フレッシュな面々を起用したことが功を奏したのでしょう。

阪神タイガース/暗黒時代

阪神タイガース/暗黒時代

やはりスローガンに立ち返ることは、成績につながるのかもしれませんね。

しかし翌年以降、フォアザチームとなるようなチーム仲とならなかったのでしょうか。

先発の核だった野田がオリックスへ移籍、オリックスからトレードで移籍しましたが、FAですぐにダイエーへ移籍。

パチョレックが途中退団、岡田も自由契約となるなど不穏な空気が災いしたのか、その後2年連続4位となりました。

チームスローガンの変更後・・

虎次郎
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その後暗黒期となり、リーグ下位の常連となった阪神。

ようやくスローガンを変更したのは、97年、3度目の監督就任した吉田義男からです。

阪神チームスローガン/歴代

阪神チームスローガン/歴代

「ハッスル!ハッスル!ハッスル!」というスローガン。

残念ながら5位、最下位と低迷。。^^:

時代はID野球の創設期をつくったライバル球団の監督だった野村克也氏が監督の時代へと移り変わります。

99年から3年間、就任していたときのローガンは「T・O・P野球」。

Total Objectlesson Processという言葉の頭文字をとったものです。

しかしながら、野村監督就任後、3年連続最下位が確定!

野村克也/TOP野球

野村克也/TOP野球

これらの文字のとおり、盗塁数が少ない状態や状況把握して機動力を発揮するといったID野球を実践、仮に結果が出なくてもその過程が正しければ、いずれ結果につながるとした野村監督の教えが、投手・捕手力の強化、二遊間やセンターラインを固める選手の獲得に至ったのでしょう。

突然の辞任となった後、2002年より就任した星野監督。

星野仙一/阪神監督

星野仙一/阪神監督

「NEVRE NEVER NEVER・SURRENDER」 をスローガンとし、絶対にあきらめない精神のもと、ついに優勝を果たすなど、黄金期を築きました。

その後就任した岡田監督も同じスローガンでした。

2006年からは岡田監督が心機一転、「Be the Best For the Fans」というスローガンを打ち出したものの、優勝を逃した責任をとって辞任しました。

その後、

09年~11年:「Focus on this play this moment」、12年~14年:「Go for the Top」、15年:「Go for the Top as One」、16年:「超変革 Fighting Spirit」、17年:「挑む Tigers Change」、18年:「執念 Tigers Change」、19年「ぶち破れ!オレがヤル」、20年:「Its 勝笑 Time! オレがヤル!」、21年:「挑・超・頂-挑む 超える 頂へ」、22年:「イチにカケル」、そして23年:「A・R・E」

と続きます。

阪神スローガン/ネバーネバ-ネバ-サレンダーで強くなった?

虎次郎
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阪神監督に就任した星野仙一が掲げた「NEVRE NEVER NEVER SURRENDER」のスローガン以降の成績はどうなっているのでしょうか?

星野仙一/ネバ-ネバ-ネバ-サレンダー

星野仙一/ネバ-ネバ-ネバ-サレンダー

実はリーグ4位2回、5位1回、最下位1回と以前に比べると明らかに下位になる回数は減っております。

むしろ上位常連となっている回数は13回と低迷期を脱したといえるでしょう。

そもそもネバーネバ-ネバ-サレンダーで決めた理由は?

虎次郎
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「NEVRE NEVER NEVER SURRENDER」の決めた理由はどういったことだったのでしょうか?

出典https://www.youtube.com/

よく皆さんが聞かれることとして「Give Up」とどう違うのかということですが、相手の有無によって異なるようです。

星野監督が掲げたスローガンでは、「相手に屈するな!」という意味があり、「Give Up」のように相手がいなくても目標をあきらめないといった意味合いよりも強い意気込みを感じますね。

星野仙一/ネバ-ネバ-ネバ-サレンダー

星野仙一/ネバ-ネバ-ネバ-サレンダー

まさに闘将ならではかもしれません。

虎次郎
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って言うかチームスローガンがいるか否やの論争も・・

虎次郎
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ここまで様々なスローガンをうちだしてきましたが、チームスローガンは果たして必要なのでしょうか?

個人的な感想となりますが、スローガンはやはりチームスポーツには必要であり、監督としての方針を明確にする大切なものです。

選手は監督の方針によってその役割が違うこともあり、その時々で選手生命の寿命にも影響します。

そういったものをいかにくみ取って動けるか、会社人の方でもきっとよく共感してもらえるのではないでしょうか。

2023年は「A・R・E」。

阪神スローガン/A・R・E

阪神スローガン/A・R・E

少々わかりにくいですが、Aim!Respect!Empowerとチームとしての明確な目標に向かい、先輩への敬いの気持ちをもって、個々が成長するということで最高の結果を残すという思いが込められているようです。

まさに過去の3Fのの令和版ともいえるのではないでしょうか?

最高の美酒を味わえるようにぜひチームとしてスローガンの気持ちを一丸で取り組んでもらいたいですね^^

虎次郎
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阪神ファンなら絶対に手に入れるべし!

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虎次郎
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どうも、The Tigers管理人の虎次郎です!阪神ファン歴30年以上のコアなオールドファンです。阪神タイガースに関しての事なら私生活と同化しているほどのマニアです。「日本イチの阪神ファン」と公言しているダンカンにも負けない自信があります!とにかく阪神タイガースが好きな方、愛している方、ファンの方には絶対に楽しめる専門サイトになっていますので、ぜひ楽しんで行ってください!

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